こんちわ〜。放ったらかしにしてた者です。
昔ガンダムが入ってるものだと思って買った小さな箱には、ラッカー塗料のガンダムやダンバインの指定色が入ってたというトラップにハマった方は多くいたのではないでしょうか。
今回はブログを放ったらかしにした序に、塗料も放ったらかしにしたのを復活させる方法をやっていきます。
ガンダムカラーセット。かつてGSIクレオスがグンゼだった頃から売っていたHGUCやMGといったラインナップに使えるカラーが売っていた。
今はガンダムカラーというと水性アクリル系塗料の単品販売が主流となりましたが、ほんの平成中期はラッカー塗料でセットで売っていました。もっと遡ると宇宙戦艦ヤマトやファーストガンダムといったメカコレクションと同じようにガンダムカラーも売ってましたね。たしか復刻版も出てた記憶がある。
その昔、ジム・クゥエル用のセットを使ってティターンズカラーのガンダムを作ると意気込んだけど、丁度無かったので代わりにギャプランのセットを買ってティターンズカラーをやろうとして頓挫した思ひ出があります。
まあこの話は今からやる事と何の関係も無いものなんで忘れて結構です。
さて、このセットをメルカリで買いまして、今後の楽しいモケー・ライフに彩を…というこで18本のガンダムカラーをドカーンと買いました。バカですね。
で、買ってみると中身はこんな風になってます。コテコテ、あるいはグミのようにグニョグニョした状態になってました。イヤ〜ン!
でもご安心を。今回必要な道具は以下になります。
・Mr.カラー 真・溶媒液
https://www.mr-hobby.com/ja/product1/category_7/163.html
グミみたいになった塗料をいつものトロトロに戻します。すごい。
・Mr.カラー うすめ液
https://www.mr-hobby.com/ja/product1/category_7/153.html
・タミヤ スポイトセット
https://www.tamiya.com/japan/products/87124/index.html
スポイトならどこでも良いですが、この長いのが使いやすいので。溶媒液を入れるときや溶剤を足すときに使いましょう。
・Mr.キャップオープナー
https://www.mr-hobby.com/ja/product3/category_5/80.html
古い塗料の蓋はガッチガチに硬いので、これで楽に開けてやりましょう。
・タミヤ 調色スティック
https://www.tamiya.com/japan/products/74017/index.html
・ウェーブ ペイントミキサー
https://www.hobby-wave.com/products/ht102/
色々な攪拌用のツールがありますがコレが一番いい。大体これで全部混ざる。
・1日目、蓋を開けて溶媒液で一晩漬けとく
まずはガッチリ固まったりした蓋を外して溶媒液で溶かしましょう。頑張って力任せで外すのも結構ですが、何本も買った僕みたいな人は何本目かで親指の付け根あたりにマメが出来て痛い思いをします。なのでMr.キャップオープナーで楽して開けましょう。意外と親指の付け根って力を入れる部分なんですよ。マメが出来て潰れてから不便さに気づいたぞ。学びがありましたね。
因みにキャップオープナーには旧蓋の突起タイプにも対応してるんですね。買ってから随分経って気がつきました。全然開かないからペンチで頑張ってた人も買っといた方がエエぞ。作業台でやらずに床でやっているのは18本も面倒を見ないとけいない為ですが、作業台がある人は作業台でやった方がいいでしょう。溶媒液や溶剤が床に溢れないで済むので。俺は細心の注意を払って溢さずやったぞ。偉そうに言うもんじゃあないが。
溶媒液は今回のようなグニョグニョの塗料に対して塗料2:溶媒液1で着けとくとのこと。またもっと古い塗料(昔のMr.カラーやレベルカラー)が家から発掘されて、ラムネや飴玉のようにコロコロの固形物となったのも、塗料1:溶媒液1で漬けとくと復活します。
因みに溶媒液はプラを溶かしてしまうほど強い溶剤なので必ず1以上入れないように守りましょう。約束だっ。
大体半日とかでも元通りになるけど、オススメは1日〜2日ほど漬けとくとトロットロに戻ります。全部やり終えたところで暑さでヤラレちゃいそうになったのでココで1日を終了しました。
・2日目 色の様子を確かめる
一晩おいたカレーなら、1日目より美味しくなってるところです。一晩おいたことで溶媒液に漬けた塗料も元通りになりました。よかったですね。
溶剤を足してちゃんと攪拌させましょう。溶媒液と一緒に溶剤も入れとくらしかったが、別に固まった塗料も戻ったし、溶剤足しても使えるのが分かったので作業を続けました。
どの過程で色付きキャップから蓋が白や黒になってしまったかは分からないけど、ちゃんと色を蓋に塗っておきましょう。コレでどういう調子でどんな色になるのか一目で分かる。あと意外と色付きキャップは中身とほぼ変わらないのが多かったけど偶に蓋と多少誤差のある色もあるので忘れず塗っておくと良いね。
へんなところで倒れているガンダムMk-Ⅱ、そんなところで倒れてないで色の調子でも見なさいな。
ソルベントのディスペンサーにラッカー溶剤入れています。Ma.Kモデリングブックではお馴染みのツールだね。以前は水性アクリル溶剤入れて使ってましたが、中からサビちゃってダメにさせてしまいました。ラッカーかエナメル溶剤しか入れない方がいいでしょう。水性アクリル派の皆さんは、おとなしくスポイトを使おう。
今のところはラッカー溶剤でディスペンサーはサビちゃうことはないけど、とりあえず様子を見続けます。
作った色や箱でまとめて売ってる色は何の色なのかマスキングテープで書いといたぞ。
これで何に入ってた色なのか一目で分かるね。因みにHGってハイグレードのHGだ。フォーッ!!!
オッケぇ~~~。モンキーローズとシャアのサーモンピンクって似てるなと思って並べてみたけど全然違ったねぇ~~。試し塗り用のプラモも用意しとけよぉ~。ちょうど手元にあったHGドムに塗ってみました。明るい色がシャアのサーモンピンク、くすんだ色がモンキーローズ。こう見るともう少しモンキーローズにチョイ白を足してもイイかなぁ?
いっぱい色を買ったんで、いろんな色の調子を見て回る大博覧会状態だ。なのでコマメに筆も攪拌ツールも洗ってあげましょう。ツールクリーナーを入れたタミヤのセメント瓶でサッパリさせましょう。瓶の口も小さいので、ニオイもブワッと広がる心配も無し。
・買って発見
BTSってアイドルのことじゃ無いの。黒い三連星のことなの。残念でした。あとHMってヘビーメタルでもないの。高機動型ってことなの。これも残念でした。
意外と同じ紫かいなと思いきや微妙な違いがあって、ドム用の方が鮮やかな紫で、高機動型ザクの方がドムと比べて渋い色をしてました。高機動型ザクの方が赤味が強いのかな?リアルタイプ・ドムを塗るには高機動型ザクのがいいかもね。
マシュマーのザクⅢ改の本体色グリーンは「貴様っ!デイトナグリーンだな!!」って思ってたけど、全然違いましたね。デイトナグリーンに深緑系をチョイ足しした感じかな。あと他のザク系の緑色も手に入れたけど、ザクⅡ本体色のあの明るいグリーンは中島系明灰緑色にグリーンを足した感じで、ハイザックの本体色は川西系コックピットにグリーンをチョイ足しした感じでした。まあ説明書を読めばガンダムカラーと変わらない色が出来上がるんですけどね。
今回HGキュベレイ用セットがかなりいいものでした。特にパープル2がキュベレイとかガザCのパープルで、ハマーン原理主義者の皆さんは是非手に入れて欲しい色だなと思う一品でした。俺キュベレイ持ってないのにね。
俺が本当に欲しかったゴッグのオーカー、マジで良い色です。
ドムの右肩がゴッグのオーカーなんですが、本当にサンドイエローでもなくミドルストーンでもない丁度いい塩梅のオーカーで、サンド系の機体を塗る時に活躍しそうな色で惚れ惚れしちゃいました。ウットリ。
いっぱい買っていろんな絶版色が手に入ったけど、ブルーとグレーがめっちゃ多いな。
もうブルーとグレーで困ることは無さそうだね。